放射線科の紹介

放射線科

MRI

当院は磁気共鳴断層撮影装置(MRI装置)「MAGNETOM ESSENZA 1.5T」(SIEMENS製)を導入しております。検査方法は患者様に大きな磁石の筒に入って頂き基本的には寝ているだけの苦痛のない検査です。大きな音が発生しますが、ヘッドホンをつけて音を軽減できますのでご安心下さい。検査時間は20分~30分程で終了致します。磁気にて撮像をしますので、放射線被ばくは一切ございません。MRIでは体のあらゆる断面像(縦・横・斜め)を自由に撮像でき、数種類の撮像法により多くの診断に必要な情報を得ることができます。 また、血管のみ(MRA)を描出する事もできるので、頭部の動脈瘤や血管の狭窄なども造影剤を使用しないで診断することができます。頭部(早期の脳梗塞)・整形外科領域(脊椎・関節・筋肉・腱)・腹部・泌尿器科領域・婦人科領域には特に有効な検査です。

CT

当院はマルチスライスCTを導入しております。X線を利用し身体の輪切りの写真を撮り、身体の内部を観察する検査です。検査方法は薄い筒の中に入って頂き、寝ているだけの苦痛のない検査です。検査時間は5分~15分程で終了します。体のまわりをX線発生装置が回りながら撮影するのですが、1回転で厚みの薄いズレのない連続した画像が同時に複数撮影できます。そのため検査時間が短くなり、かつ小さな変化も映し出すことができます。現在ではその写真を組み合わせて立体画像も作れるようになりました。MRIでは呼吸にて動く臓器は得意としておりませんが、CTでは短時間の息止めにて撮影をするので、肺や腹部の画像もより綺麗に描出することが出来ます。また、レントゲン写真よりもより詳細に骨の状況を見ることができますので、骨のヒビ等の微細な変化にも大変有効な検査です。

超音波

肝臓エコー

心臓エコー

エコー検査とは超音波を使い画像を作り出す装置です。超音波とは人の耳では聞き取ることができない2.5MHz~18MHz(メガヘルツ)の周波数を持った'‘音’のことです。この超音波を出すプローブを体にあてて検査しますので痛みもなく、体への影響も'‘音’なので全く心配ありません。検査時間は10分~15分程で終了します。超音波検査は腹部臓器、心臓、甲状腺や乳腺、血管など体の様々な部分を検査することができます。特徴として動きに大変強い事です。心臓は常に拍動していますが、動いている状態で心室や心房の大きさや壁の厚さ・壁の動き、弁の形態・動き、血流の方向・速さなどを動画にて撮影することも可能です。頸動脈エコーでは動脈硬化判定やプラークによる狭窄、腹部では肝臓・胆嚢・膵臓、婦人科領域では子宮・卵巣、泌尿器科領域では腎臓・膀胱・前立腺とありとあらゆる場面で活躍しています。

骨密度測定

骨密度測定検査は、骨粗しょう症の評価、診断に用いられます。骨粗しょう症とは骨のカルシウム量が減少し、骨がスポンジのように粗くなる病気です。転倒して簡単に骨折してしまったり、折れた骨が治りにくくなったりします。当院の骨密度測定装置は、2種類の異なる波長の微弱なエックス線を用いて定量する方法(DXA法)を用いており、腰椎と大腿骨頸部で測定します。検査時間は10分程度で終了します。

PACS システム

PACSシステム(画像電子保存装置)はレントゲン、CT、MRI、エコー、内視鏡で撮影された画像を保管・管理するシステムです。各検査で撮影が終了すると同時に診察室へ画像が転送されますので、従来のフィルム撮影よりも大幅に診察時間を短縮する事が可能となりました。また、画像の拡大表示、表示条件変更なども簡単に行う事ができるためフィルムより多くの情報が得られます。過去の検査データもすぐに写しだす事ができるため、比較診断も瞬時に行えるようになりました。